2012 Fiscal Year Annual Research Report
循環型製造業の将来像を設計するための持続可能社会シナリオシミュレータの開発
Project/Area Number |
20246130
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
梅田 靖 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40242086)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松本 光崇 独立行政法人産業技術総合研究所, サービス工学研究センター, 研究員 (00443226)
福重 真一 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (10432527)
木村 文彦 法政大学, 理工学部, 教授 (60133104)
増井 慶次郎 独立行政法人産業技術総合研究所, 先進製造プロセス研究部門, グループ長 (70357995)
藤本 淳 千葉工業大学, 社会システム科学部, 教授 (90345132)
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Project Period (FY) |
2008-04-08 – 2013-03-31
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Keywords | 持続可能社会 / 持続可能社会シナリオ / シミュレーション / 製造業 / 環境配慮設計 / シナリオ作成支援 / シナリオ設計 / 持続可能製造業 |
Research Abstract |
本研究は、直面する地球環境問題の解決に必要不可欠な、持続可能社会に向けたシナリオ作成の新たな方法論を提案することを目的としている。具体的には、シナリオ作成・分析支援システム「持続可能社会シナリオシミュレータ(Sustainable Society Scenario Simulator, 以下、3Sシミュレータと呼ぶ)」を構築し、中長期的な政策立案や事業戦略構築に資する、我が国を中心とした持続的な循環型製造業の姿(シナリオ)を合理的に描く。そのために、以下の6点の課題を研究する。(a)形式化、計算可能化のためのシナリオ表現方法論、(b)シナリオ作成方法論の計算機化、(c)動くシナリオ化、(d)シナリオのアーカイブ化、(e)3Sシミュレータの実装、(f)循環型製造業シナリオの作成。 本年度は、本研究の最終年度に当たるため、研究の総仕上げを目的に研究を実施した。具体的には、上記のうち、(d)~(f)を中心に研究を実施した。 (d)シナリオのアーカイブ化については、当初の計画通り、(f)循環型製造業シナリオに関連する既存のシナリオ、シミュレータを収集し、3Sシミュレータを用いた計算機化、体系化を行うことにより、シナリオ・リポジトリを完成させた。 (e)3Sシミュレータの実装については、これまでほぼ完成しつつある3Sシミュレータをシナリオ作成に使用することができ、今後の課題を明らかにすることができた。ユーザインタフェースが未成熟であるが、機能的には目標を達成している。 (f)シナリオの作成については、昨年度作成した循環型製造業シナリオのプロトタイプを拡充し、基礎データなどの追加、論理展開、細部の詰めを行うことにより、シナリオを完成させた。特に、シナリオの裏付けとして、低炭素化と資源枯渇対策のバランスポイントの検討を完成させることができた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(30 results)