2010 Fiscal Year Annual Research Report
| Project/Area Number |
20300233
|
|---|
| Research Institution | Tokyo Gakugei University |
|---|
Principal Investigator |
田村 毅 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (10242231)
|
|---|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
市村 彰英 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (70363786)
中村 正 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (90217860)
加藤 吉和 鎌倉女子大学, 児童学部, 教授 (70441920)
岸田 泰子 杏林大学, 保健学部, 教授 (60294237)
久保 恭子 埼玉医科大学, 保健医療学部, 准教授 (10320798)
|
|---|
| Keywords | 教育系心理学 / 社会福祉関係 / 家族心理学 / 保育 / ジェンダー |
|---|
| Research Abstract |
1.児童福祉司のフォーカスグループを実施した。内容はトランスクリプトにし、修正版グランデッドセオリー(M-GTA)を使って分析した。保健所で開催されてきた多職種合同のケース研究会で,虐待事例への多職種の協働を検討した。
2.家族再統合が可能な事例を対象にした父親グループを大阪市児童相談所と東京都児童相談センターで実施した。毎月2回のグループワークと月2回の個人カウンセリングもしくは夫婦カウンセリングとして実施している。また、ドメスティック・バイオレンスに焦点をあてた加害男性向けグループワーク(「脱暴力グループワーク」としている)を実施した。
3.子育て中の親グループの企画・運営(夫婦サロン)を実施した。子どもの成長とともに、家族の生活パターンも変化がみられる。対子どもとの関係よりも、あらためて、親の成育歴の振り返りや夫婦の関係のあり方が話題になること多かった。
4.高齢期の女性を活かした子育て支援システムの構築に関する研究を行った。プレグランマ5名を対象に、孫世代の子育てへの考え方やその可能性などを問う面接調査を実施した。分析は、面接で得られたデータを逐語録におこし、意味内容をカテゴリー化した。
5.高校生を対象にしたジェンダー・アイデンティティと養育体験の質問紙調査を実施した。
6.震災による被災家族(主に母親)に対してNobody's Perfect親支援プログラムを実施した。
7.家庭訪問型子育て支援「ホームスタート」を企画した。子育て支援NPO法人への協力として、ホームビジター養成に関与した。社会との交流が希薄で支援からもれてしまうマイノリティーに目を向け、訪問支援活動を実践した。
|
Research Products
(4 results)
