2009 Fiscal Year Annual Research Report
日本的特殊性を考慮したオンライン教育学の構築-日本人向け独習用独語オンライン講座
Project/Area Number |
20320086
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Research Institution | Nanzan University |
Principal Investigator |
OLIVER Bayerlein Nanzan University, 外国語学部, 教授 (30387732)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
里村 和秋 成蹊大学, 法学部, 教授 (00270801)
鈴木 伸一 慶應義塾大学, 医学部, 専任講師 (90338187)
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Keywords | ドイツ語 / オンライン教育 / 語学講座 / Moodle / 遠隔教育 / ブレンディド・ラーニング / インターネット / ドイツ語教育 |
Research Abstract |
平成21年度は本研究(4年間)の2年次にあたる。本年度は、22年度のオンライン講座の公開に向けて、昨年度作成したプロトタイプのコースの評価アンケートの分析に基づき、コース全体のコンテンツの作成・修正を行った。具体的には、講座用のビデオ撮影、テキスト作成、文法練習やコミュニケーションの練習、文化的諸問題に関する練習問題、学習コミュニティーの形成など、予定されていたオンライン講座(12ユニット)の作成を終え、現在その講座について様々なOSおよびブラウザによる検証など、最終的なチェックを行っているところである。特に、各教材コンテンツがThe Common European Framework of Reference for LanguagesのレベルB1に準拠しているかどうかの全面的なチェックを行った。 それと平行して、デュッセルドルフ大学多文化コミュニケーション研究所から招聘したDr.Rudiger Riechertの協力を得て、日本各地でe-learningの講演やワークショップを開催した。その際に、コンテンツ作成に応用しているドイツ語教育法の再検討を行った。e-learning教育法は、近年の急速な技術革新に応じて、世界的に見ても年々変化しており、現在において最も効果的な方法を追加的に採用するように努力を払った。特にPostcastや携帯電話、i-podによるコンテンツ配信について、その可能性を含めて現在準備をすすめているところである。 22年度よりのオンライン講座の公開に向けて、ユーザーの指定、ユーザー用の講座マニュアルの策定、講座開講の告知、データの登録方法、フィードバックの方法、アンケートの分析法などの検討を終えた。
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Research Products
(10 results)