2009 Fiscal Year Annual Research Report
日独関係史における相互認識:想像、イメージ、ステレオタイプ
Project/Area Number |
20320116
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Research Institution | Sophia University |
Principal Investigator |
SAALER Sven Sophia University, 国際教養学部, 准教授 (70401205)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
工藤 章 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (90092197)
田嶋 信雄 成城大学, 法学部, 教授 (80179697)
萩谷 順 法政大学, 法学部, 教授 (50409348)
加藤 陽子 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (90218321)
石田 勇治 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (30212898)
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Keywords | 日独関係史 / 国際関係史 / 外交史 / 軍国主義 / 帝国主義 |
Research Abstract |
本年度の研究は計画どおりに行われた。2010年12月に開催予定の国際シンポジウムの企画に関する打ち合わせを定期的に行い、代表者を始め、各分担者が外部研究者と交流を深めながら、報告者との打ち合わせも重ねて、シンポジウムの参加者を概ね決めた。そして、各分担者が自分の研究を進め、そのために必要な資料を調査し、日本・ドイツの文書館やオンライン・アーカイブ(主に雑誌)を分析した。 2009年6月28日には、上智大学において「日本とドイツの文化交流と相互イメージ」というテーマでワークショップを開いて、多様な報告を聞き、活発な議論を重ねた。首都圏在住の研究者の他に、大阪大学の竹中享先生、甲南大学の田野大輔先生、プサン(韓国)からの葉照子先生とドイツからのHans-J. Bieber先生を迎え、有意義なワークショップであった。 さらに、分担者を中心に、計2回研究会を開き、Rolf-Harald Wippich先生(上智大学)が「19世紀末・20世紀初頭におけるドイツ風刺画雑誌における日本観」について、代表者が「二国間関係におけるイメージ論研究の動向」について報告した。 また、本プロジェクトのホームページも開設した(www.nichidoku.japanesehistory.de)。 なお、代表者が在日ドイツ大使館の「日独関係の150年」というサイト開設に当たって、サイト内容についての協力を依頼され、それを引き受けた。大使館の「日独関係の150年概要」を執筆し、「在日ドイツ大使館の歴史」についての情報を提供した。そして、2010年12月のシンポジウムが在日ドイツ大使館の「日独交流150周年」の正式な催し物として公認され、ホームページでの在日ドイツ大使館の「日独交流150周年」のロゴマークの利用も承認された。
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Research Products
(21 results)
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[Remarks] 本プロジェクトのホームページ(www.nichidoku.japanesehistory.de)開設
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[Remarks] 在日ドイツ大使館のホームページに掲載される「日独関係の150年概要」を執筆
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[Remarks] OAG-ドイツ東洋文化研究協会と「オイレンブルグ使節団が観た日杢」というテーマで展覧会を企画