2012 Fiscal Year Annual Research Report
メトロポリスからの外部性と創造性:千葉エリアからみる中心-周縁のシステム変容
Project/Area Number |
20330100
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
尾形 隆彰 千葉大学, 文学部, 教授 (80125913)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中澤 秀雄 中央大学, 法学部, 教授 (20326523)
出口 泰靖 千葉大学, 文学部, 准教授 (70320926)
桜井 厚 立教大学, 社会学部, 教授 (80153948)
片桐 雅隆 千葉大学, 文学部, 教授 (90117937)
米村 千代 千葉大学, 文学部, 教授 (90262063)
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Project Period (FY) |
2008-04-08 – 2013-03-31
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Keywords | 外部性と創造性 / NPOと町づくり / 文化と記憶 / 海洋レジャー / ディズニーと浦安 / 福祉とケア活動 / 農民教育 |
Research Abstract |
千葉は、東京メトロポリスの外部性を引き受ける一方で、郊外住民のポテンシャルを発揮しつつ新しい社会動向を先取りして創造性を発揮しやすいという、大都市の両義性を反映するシステム論的位置を持っている。この特徴的なエリアで叢生する市民活動の事例研究や、総合的サーベイ・空間分析を通じて、既存の「中心-周縁」軸を変容させるシステム変動のポテンシャルを発掘しようとするのが本課題の趣旨である。 これまで4年間にわたって教育・福祉、余暇観光・生活関連分野において簇生しつつある社会企業・NPOやそれと関わって展開される自治体政策について調査を行い、そのポテンシャルを確かめてきた。本年度はこうした成果に立って、各人は最終調査研究を行い、5年間の研究の成果を取り纏めることを最大の目的とした。 その結果の集大成は「千葉県の創造性 メトロポリスからの外部性と創造性-千葉エリアからみる中-周辺性の変容」という報告書に取り纏められた。この報告書は9編の論文から成り立っており、開発とサブシステム、新しい伝統の創造、それに対する地域十問の意識、マリンレジャーの可能性、ディズニーのある町浦安の可能性、移住と田舎暮らしの今後、外房地区のまちづくりモデル、千葉における農民教育と農業思想など、多様なテーマで千葉の新しい可能性を論じている。 これとは別に本年度は、出口が福祉社会学の観点からこの地域における新しいケアの発生状況の調査研究を行い、自立的なケアの可能性を探り「ケアと支援のいま」と題する研究報告書を作成した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)