2011 Fiscal Year Annual Research Report
発達障害児・者のためのコミュニケーション学習支援システムの開発
Project/Area Number |
20330197
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Research Institution | Hokusei Gakuen University |
Principal Investigator |
田実 潔 北星学園大学, 社会福祉学部, 教授 (00337007)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
辰己 丈夫 東京農工大学, 総合情報メディアセンター, 准教授 (70257195)
中野 由章 大阪電気通信大学, メディアコミュニケーションセンター, 特任講師 (80388686)
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Keywords | コミュニケーション学習支援システム / PRM (Panic Reflection Model) / アスペルガー症候群 / パニック行動 / 空気を読めない / CRM (Communication Reflection Model) |
Research Abstract |
今年度研究目的は、2年目にリリースし3年目に効果の検証を行ったPRMについて、その汎用モデルをリリースすること、および3年目に同時並行で開発への着手を模索していたCRM(Communication Reflection Model)について、研究協力者の助言と専門知識の提供を受けながら、開発にむけての具体的な構想に着手することであった。 今年度は、簡単なワープロソフトを使えるユーザならオリジナルのPRMを簡単に作成できるように、新たにPRMエディターをリリースした。このPRMエディターは、第49回日本特殊教育学会自主シンポジウムにおいて報告し、希望者への無償配布を前提としたプレゼンテーションを行った。専用のHPも開設し、研究成果の社会還元と広く周知を行った。 また、我々の研究の本来の課題である、発達障害のある人の対人関係において多く指摘されている、社会的脈絡を理解することの難しさに由来するコミュニケーションの拙さへの対応を学習する支援システム、コミュニケーションリフレクションモデルについても研究協力者の協力を得ながら、試作品であるデモ版の開発を進めた。
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Research Products
(3 results)