2008 Fiscal Year Annual Research Report
凍結融解履歴を受ける寒冷地用路盤構造の長期性能評価手法の高度化に関する研究
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20360206
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| Research Institution | Hokkaido University |
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Principal Investigator |
石川 達也 Hokkaido University, 大学院・工学研究科, 准教授 (60359479)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三浦 清一 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00091504)
横浜 勝司 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教 (50299731)
小野 丘 北海学園大学, 工学部, 教授 (10142689)
亀山 修一 北海道工業大学, 工学部, 教授 (30295894)
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| Keywords | 地盤工学 / 舗装工学 / 交通荷重 / 凍結融解 / 礫質土 / 路盤 / 主応力軸回転 / 繰返しせん断 |
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| Research Abstract |
(1) 不飽和高周波繰返し三軸試験装置と凍結融解二次元平面ひずみ模型土槽装置の製作
ハーバーサイン波等の高周波繰返し載荷機能と静的載荷機能を具備した飽和/不飽和三軸圧縮試験装置を開発した。また、任意の凍結融解履歴を与えられる凍結融解二次元平面ひずみ模型土槽装置を製作し、当該装置の性能確認試験を実施した。両装置の開発により、凍結融解後あるいは融解中の飽和/不飽和三軸供試体に対してMR試験や強度試験が実施可能になった。
(2) 支持力測定機能付凍上試験装置の開発
凍結融解履歴を与えた路盤材試料に対して凍上試験-修正CBR試験を実施するために、支持力測定機能を具備した凍上試験装置を開発した。
(3) 凍結融解二次元平面ひずみ模型土槽装置の製作と性能確認試験の実施
飽和・不飽和状態で凍結融解履歴を受けた路盤構造に移動載荷試験を実施するために、温度制御機能付二次元平面ひずみ模型土槽を具備したローラー移動載荷試験装置を開発した。この結果、繰返し凍結融解後あるいは融解中の種々の含水状態にある模型路盤について、繰返し載荷試験(移動載荷・定点載荷)および単調載荷試験(支持力・クリープ)が実施可能になった。
(4) 舗装構造支持力と路面凹凸の現地計測と関係分析の実施
寒地土木研究所敷地内に短い試験舗装構造を造成して、舗装構造内の各種状態量の長期計測(各層に温度計,層別沈下計,土壌水分計を設置)および融雪期を中心とした通年のFWD測定・路面凹凸測定を実施し、舗装の路面性状と路盤の力学特性の関係分析および、両者の経時変化傾向を把握した。
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