2012 Fiscal Year Annual Research Report
長寿命住宅に対応する住まい方事例の体系的調査研究による「リフォーム計画論」の追究
Project/Area Number |
20360278
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Research Institution | Kogakuin University |
Principal Investigator |
沢田 知子 工学院大学, 工学部, 研究員 (40060818)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丸茂 みゆき 文化学園大学, 造形学部, 准教授 (50257086)
曽根 里子 文化学園大学, 造形学部, 助教 (90366815)
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Project Period (FY) |
2008-04-08 – 2013-03-31
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Keywords | 住宅計画 / 集合住宅 / 長寿命住宅 / 住まい方事例 / 住宅論 / リフォーム計画 / 住宅リフォーム / SI住宅 |
Research Abstract |
本研究チームは、近年の課題となっている「長寿命住宅」の供給において、そのハードに対応すべきソフト(長寿命な住まい方像)が明らかになっていない現状に着目し、産学連携による研究体制で、既存の住まい方事例を収集・蓄積し、公的に活用できる成果をつくることを主眼とした研究を構想した。 本研究では、「A:先駆的プロジェクト(公団フリープラン賃貸住宅等)」「B:公的集合住宅(KSI住宅等)」「C:民間リフォーム」の事例について体系的調査(収集・調査分析)を実施し、あわせて「D:産学官連携研究会」(12名)による理論共有を行い、「E:長寿命住宅に対応した住まい方像」の明確化を図り、学術的成果の公表(論文発表)、「長寿命住宅の住まい方事例集(リフォーム計画論)」を作成することによって、理論構築ならびに一般の人にも影響力のある著書企画を行うことを目的とした。 平成24年度は、一連の研究の最終年度にあたるため、必要な補足的調査を実施するとともに、研究成果の学会論文を公表し、「調査事例集(住まい方事例集)」を作成するなど、「全体総括」を主眼とした研究活動を展開した。 すなわち「住宅リフォーム調査(平成23年度実施)」について、補足的調査を実施し(平成24年6月~8月)、調査結果に基づいて「日本建築学会技術報告集」に論文を投稿した(平成24年10月)。「公団フリープラン賃貸住宅を対象とした調査(平成22・23年度実施)」に基づいて「日本建築学会計画系論文集」に論文を投稿した(平成24年9月)。また、一連の研究成果を総括する「研究報告書(住まい方事例集)」として、約250ページ(関連論文・調査事例を収録)の冊子を完成させ(平成24年3月)、関係者に配布した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)