2009 Fiscal Year Annual Research Report
代謝ネットワーク制御に基づくバイオ燃料化に適した木質の分子育種
Project/Area Number |
20380102
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
梅澤 俊明 Kyoto University, 生存圏研究所, 教授 (80151926)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
服部 武文 京都大学, 生存圏研究所, 助教 (60212148)
鈴木 史朗 京都大学, 生存基盤科学研究ユニット, 助教 (70437268)
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Keywords | ポプラ / 転写因子 / リグニン / 二次木部 / バイオ燃料 / 代謝統御 |
Research Abstract |
今年度は、ポプラマイクロアレイデータの解析、形質転換コンストラクトの作成、1種類の転写因子遺伝子の過剰発現体の作出を行った。まず、既に公表されているポプラの器官別のマイクロアレイデータをRMA法によって正規化し、相関係数の解析により、二次木部で特異的に発現している転写因子遺伝子を23種類絞り込んだ。次に、3種類の転写因子遺伝子を選び、これら遺伝子の過剰発現および発現抑制コンストラクトの作成を行った。すなわち、3種類の転写因子遺伝子各々につき、 CaMV35Sプロモーターの制御下、コード領域のC-末端の終止コドンの直前にVP16転写活性化ドメインを挿入した過剰発現用コンストラクトと、SRDX転写抑制化ドメインを挿入した発現抑制用コンストラクトを作成した。さらに、アグロバクテリウムを介した形質転換により、1種類の転写因子遺伝子の過剰発現用コンストラクトをポプラに導入し、10系統の過剰発現個体を得た。
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Research Products
(2 results)