2010 Fiscal Year Annual Research Report
インターネットテレビ電話を用いたリンパ浮腫セルフケア支援システムの構築
Project/Area Number |
20390552
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Research Institution | The University of Shiga Prefecture |
Principal Investigator |
奥津 文子 滋賀県立大学, 人間看護学部, 教授 (20390552)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
星野 明子 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (70282209)
江川 隆子 関西看護医療大学, 看護学部, 教授 (40193990)
横井 和美 滋賀県立大学, 人間看護学部, 准教授 (80300226)
荒川 千登世 滋賀県立大学, 人間看護学部, 准教授 (10212614)
本田 加奈子 滋賀県立大学, 人間看護学部, 助教 (60381919)
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Keywords | リンパ浮腫 / セルフケア / テレビ電話 / 支援システム |
Research Abstract |
「インターネットテレビ電話を活用したリンパ浮腫セルフケア支援マニュアルを作成し、リンパ浮腫セルフケア支援システムの構築・運用する」との目標のもと、研究活動を展開した。まず、インターネットテレビ電話を活用した支援を協力者3名に実施し、支援に関するニーズ・支援の得やすさ等について聞き取り調査を実施。その結果を踏まえ支援マニュアルを作成した。しかし、その後、インターネットに慣れているテレビ電話支援研究に協力を得られる対象が、想定外に少ないことが判明した。そこで、急遽、インターネットテレビ電話ではなく携帯電話の画像送付機能を活用した支援へと方向転換することを決断した。 その後、再度携帯電話によるセルフケア支援研究の倫理審査を受け直した。さらにAUの協力を得て携帯電話の通信設定・インターネットテレビ電話による支援を想定して作成した支援マニュアルの見直し等、準備を進めた。 平成22年度3月より携帯電話による支援を、マニュアルに沿って開始。開始時にインピーダンス・超音波エコー・心理尺度等のデータと共に、患者よりインタビューを行い質的データも収集している。携帯電話によりる支援は、インターネットテレビ電話に比べ、画質は劣るものの、簡便性・利便性に富み、協力者からは良好な評価を得ている。
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Research Products
(1 results)