2011 Fiscal Year Annual Research Report
地域の保健医療施設に対する院内感染対策の向上をめざす支援プログラムの開発と評価
Project/Area Number |
20390578
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Research Institution | Aichi Medical University |
Principal Investigator |
土井 まつ子 愛知医科大学, 看護学部, 教授 (00155615)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 知子 愛知医科大学, 看護学部, 講師 (60612257)
三善 郁代 愛知医科大学, 看護学部, 助教 (00440727)
篠田 かおる 愛知医科大学, 看護学部, 講師 (70329829)
中川 善之 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (10155690)
脇本 寛子 名古屋市立大学, 看護学部, 准教授 (40336706)
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Keywords | 衛生 / 看護学 / 感染症 / 感染管理 / 微生物 |
Research Abstract |
新規研究協力施設の開拓:平成22年度に研究協力の内諾があった2施設を訪問して説明し研究参加を促したが、これらの2施設については、最終的には研究協力への参加には至らなかった。 支援終了後の調査の実施:平成20年度から23年度までに支援を実施した10施設のうち、8施設については、感染対策の組織化や活動が活発になるなどの好ましい変化が認められた。感染対策の重要な課題である標準予防策や感染リスクに対する予防策の実施率や理解度が向上していた。なお2施設(老人保健施設)については、実施期間中に施設側の理由によって、研究の継続が不可能となったため、支援後の調査対象から除外した。 研究のまとめ(支援の評価):平成23年度中に、中規模病院2施設、小規模病院3施設、老人保健施設2施設、経費老人ホーム1施設の計8施設において、支援直後の調査を実施した。そのうちの中規模病院1施設、小規模病院1施設、老人保健施設1施設の計3施設については、1年後の調査まで実施した。これら3施設の支援を評価し、調査結果をまとめて施設にフィードバックを行った。さらに、調査結果の分析を実施し、支援の評価を行ったので、平成24年度に予定されている関係学会において発表する予定である。 研究成果の公開:研究成果の公開と感染対策の地域連携の推進を図るために、ホームページの公開に向けて、トップページを修正し、ホームページの機能を充実させるとともに掲載する資料の許可を得て学内HP上に掲載した(現在は未公開中)。また、関係学会において研究成果の1部を発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
昨年度は、研究対象施設を2施設追加して全体で12施設を予定したが、施設側の理由で追加できなかったため、10施設にとどまった。
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Strategy for Future Research Activity |
平成24年度は、研究成果のまとめと成果の発表を行う予定である。
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Research Products
(4 results)