2011 Fiscal Year Annual Research Report
レンブラントおよびレンブラント派における和紙による版画素描作品の研究
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20401015
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| Research Institution | The National Museum of Western Art, Tokyo |
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Principal Investigator |
幸福 輝 独立行政法人国立美術館国立西洋美術館, 学芸課, 上席主任研究員 (00150045)
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| Keywords | レンブラント / 和紙 / 版画 |
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| Research Abstract |
当該年度は本科研の最終年度であったが、前年度末から国立西洋美術館で開催されていた展覧会「レンブラント 光の誘惑/闇の探求」の運営ならびに同展の名古屋会場での実施にも尽力した。また、3月に開催を予定されていたレンブラントをめぐる国際シンポジウムは東日本大震災のために中止を余儀なくされたが、関係者のご理解もあり、その報告書を出版することができるようになった。そのため、同報告書への寄稿論文「レンブラントの「東洋紙刷り版画」とその受容について」を執筆し、9月以降はその絵英文への翻訳、また、同書全体の編集作業にあたった。同報告書は2012年3月に出版された。
また、研究をまとめるべく、ロンドン、アムステルダム、パリの版画室を中心に調査をおこない、これまでの調査で疑問点となっていたことがらを中心に、最終的な確認作業をおこなった。その結果は、2012年4月に公刊された科研報告書『レンブラントおよびレンブラント派における和紙による版画素描作品の研究』にまとめられた。
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