2010 Fiscal Year Annual Research Report
大学教育における「学び」の空間モデル構築に関する研究
Project/Area Number |
20402053
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
溝上 智惠子 筑波大学, 大学院・図書館情報メディア研究科, 教授 (40283030)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 一彦 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (20167448)
歳森 敦 筑波大学, 大学院・図書館情報メディア研究科, 准教授 (80222149)
池内 淳 筑波大学, 大学院・図書館情報メディア研究科, 准教授 (80338607)
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Keywords | 教育学 / 学習支援 / 高等教育 / 東南アジアの大学 / オーストラリアの大学 / 大学図書館 / 国際情報交換 |
Research Abstract |
本研究は、大学教育の実質化を進展させるための学習支援サービス・モデルの構築を行う研究である。具体的には、大学生の主体的学習を促進させる実空間「ラーニング・コモンズ」(Learning Commons)のあるべき姿と運営方法について具体案を提示するものである。 多様な形態で展開しつつある海外のラーニング・コモンズの現状を明らかにするため、平成22年度はシンガポールとオーストラリアにおいてフィールド調査を実施した。ラーニング・コモンズの施設・設備構成や、そこで学ぶ学生の学習活動実態について検討した。さらに、ラーニング・コモンズを支えるスタッフの教育訓練システムを明らかにするため、文献調査を行った。これらの学習支援活動の背景になっている大衆化時代の学部教育における学習支援サービス機能の高度化にも焦点をあてて、広い視点からラーニング・コモンズを分析した。 具体的には連携研究者や研究協力者とともに、先導的なサービス展開を行っているシンガポールのナンヤン工科大学とシンガポール国立大学、オーストラリアのオーストラリア国立大学、ビクトリア大学、ホルムズグレン・インスティチュート・オブ・テイフ等を訪問調査した。さらに、海外の学習支援空間に関する情報収集のため、国内研究者との意見交換もおこなった。 これらの研究成果の一部について、日本国内で発表を行うとともに、筑波大学付属図書館情報学図書館に設置された春日ラーニング・コモンズにおいて、本研究の成果にもとづく学習支援策の試行を行うとともに、当該コモンズを継続的に観察することにより、実証的モデル構築のため基礎情報を収集した。
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Research Products
(18 results)
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[Presentation] 図書館における情報探索行動2010
Author(s)
安蒜孝政, 市村光広, 佐藤翔, 寺井仁, 松村敦, 宇陀則彦, 逸村裕
Organizer
日本図書館情報学会春季研究集会.2010, p.56-59
Place of Presentation
同志社大学
Year and Date
2010-05-29
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