2012 Fiscal Year Annual Research Report
大学教育における「学び」の空間モデル構築に関する研究
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20402053
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
溝上 智惠子 筑波大学, 図書館情報メディア系, 教授 (40283030)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 一彦 筑波大学, 副学長 (20167448)
歳森 敦 筑波大学, 図書館情報メディア系, 教授 (80222149)
池内 淳 筑波大学, 図書館情報メディア系, 准教授 (80338607)
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Project Period (FY) |
2008-04-08 – 2013-03-31
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Keywords | 教育学 / 学習支援 / 高等教育 / 大学図書館 / 国際情報交換 |
Research Abstract |
本研究は、大学教育の実質化を進展させるための学習支援サービス・モデルの構築を行う研究である。具体的には、大学生の主体的学習を促進させる実空間「ラーニング・コモンズ」(Learning Commons)のあるべき姿と運営方法について具体案を提示するものである。 多様な形態で展開しつつある海外のラーニング・コモンズの現状を明らかにするため、平成24年度はアイスランド、イギリス、およびオランダにおいてフィールド調査を実施した。ラーニング・コモンズの施設・設備構成や、そこで学ぶ学生の学習活動実態について検討した。さらに、これらの学習支援活動の背景になっている大衆化時代の学部教育における学習支援サービス機能の高度化にも焦点をあてて、広い視点からラーニング・コモンズを分析した。具体的には連携研究者や研究協力者とともに、先導的なサービス展開を行っているアイスランドのアイスランド大学、イギリスのシェフィールド大学ほか、オランダのデルフト工科大学ほかを訪問調査した。さらに、海外の学習支援空間に関する情報収集のため、国内研究者との意見交換もおこなった。 これまでの研究成果の一部について、平成24年6月に開催された日本高等教育学会において発表を行うとともに、平成24年度が、本研究の最終年度にあたることから、これまでの研究結果をとりまとめ、報告書を刊行した。なお、この報告書は平成25年度中に学術書籍として刊行されることも決定した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)