2010 Fiscal Year Annual Research Report
診療放射線技師学校卒業生の進路に対応した基礎教育及び安全管理教育に関する研究
Project/Area Number |
20500602
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Research Institution | Gunma Prefectural College of Health Sciences |
Principal Investigator |
高橋 康幸 群馬県立県民健康科学大学, 診療放射線学部, 准教授 (40404925)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平野 邦弘 群馬県立県民健康科学大学, 診療放射線学部, 教授 (20258891)
河原田 泰尋 群馬県立県民健康科学大学, 診療放射線学部, 教授 (60289816)
齋藤 享子 群馬県立県民健康科学大学, 診療放射線学部, 助手 (20457807)
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Keywords | 安全教育 / 保健科教育 / 診療放射線技師 |
Research Abstract |
診療放射線技師学校における基礎教育課程・安全管理教育課程について、多くの卒業生がそれらの教育内容を振り返ったとき、その修学内容が職場でどの程度役立っているのか、どのような内容であればよりよかったか、卒業生を対象に調査を実施した。 調査対象施設は、大学病院、地域医療支援病院のみならず、診療放射線技師が就職している民間企業(医薬品製造販売業者、医療機器製造販売業者、その他の製造販売業者)、保健行政(保健所、その他の官公庁)、教員研究(大学等教員、大学以外の研究機関)とした。なお、大学病院は設置機関を独立行政法人国立病院機構で診療放射線技師学校を開設している病院(以下、国立大学病院(技師養成含))、独立行政法人国立病院機構および独立行政法人公立病院機構で診療放射線技師学校を開設していない病院(以下、国公立大学病院)、私立大学病院とした。これらの以外の病院は、地域医療支援病院とした。 教養・基礎科目では、英語は必要であるが業務に活用されていないため、いわゆる役立つ医学系英語を充実させる必要性が示唆された。また、基礎医学については役立ってはいるが、内容の不十分さが問われていた。次に、専門基礎科目では、電気・電子工学は、それに関する放射線機器の保守管理として専門科目に組み込み再編することで重要性が認識できるのではないかと思われた。さらに、専門科目では、講義や実習は有意義だった科目として確認できたが、実験についてはどの科目についてもその傾向が低く、実験内容の見直しの必要性が示唆された。
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Research Products
(2 results)