2008 Fiscal Year Annual Research Report
災害時を想定した電源を有し高齢者の動きと通信トラヒックとの相関を考慮した安否確認
Project/Area Number |
20500662
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Research Institution | Salesian Polytechnic |
Principal Investigator |
吉野 純一 Salesian Polytechnic, 機械電子工学科, 准教授 (40280367)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
市村 洋 こども教育宝仙大学, こども教育学部, 教授 (10176307)
大杉 功 サレジオ工業高等専門学校, 機械電子工学科, 教授 (70142627)
吉村 晋 サレジオ工業高等専門学校, 情報工学科, 教授 (60300547)
米盛 弘信 サレジオ工業高等専門学校, 機械電子工学科, 助手 (10455123)
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Keywords | 自然災害 / アクティブRFID / 熱電変換素子 / 安否確認 / 感性工学 / トラヒック |
Research Abstract |
本年度は3年間の初年度に当たり、次の段階を踏んで調査及び研究を行ってきた。 (1)災害時の電源供給量の把握 災害時の電源総供給量の把握のため、すでに発生した災害地の情報収集をする。これをPCへ入力しデータの蓄積を図った。 (2)災害時の人の流れ分析 災害時の人の動き人の流れを場所(駅、ビル内、自宅、道路、公共施設など)に特定して分析して行く。特に災害を地震と仮定した場合、台風による災害と仮定した場合などいくつかの想定を基にその相違点を分析した。(関連研究成果2編発表) (3)熱電素子(新電源)の評価 安否確認法の支援になる安定な電源確保のため、熱電半導体(熱電素子)を用いて評価と災害時に安定な電源となりうるかを検討する。(関連研究成果3編発表) (4)RFIDを用いた安否確認 アクティブRFIDを用いて、安否確認への応用模索。RFIDの動作電源として、熱電素子を用いた場合の評価。(研究成果1編発表、特許出願1件) 次年度は上記1)、2)、3)のデータをもとにして、災害時における人の流れと通信トラヒックとの相関をシミュレーションにより分析する。
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Research Products
(7 results)