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2008 Fiscal Year Annual Research Report

幾何教材としての折り紙作図の研究

Research Project

Project/Area Number 20500757
Research InstitutionEhime University

Principal Investigator

平田 浩一  Ehime University, 教育学部, 教授 (80173235)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉村 直道  愛媛大学, 教育学部, 講師 (90452698)
河村 泰之  愛媛大学, 教育学部, 講師 (80369967)
Keywords科学教育 / 幾何学 / 作図 / 折り紙
Research Abstract

平成20年度は交付申請書にあげた次の3点に焦点を当てて研究を行った。
(1)現在の科学技術の中で折り紙が活用されている事例を多数紹介する教材を開発。
(2)最近の計算幾何学分野での折り紙研究の成果を紹介する教材の開発。
(3)折り紙作図を紹介する教材(古典的な作図との相違の解説を含む)の開発。
(1)については、東京工業大学の野島先生と連絡を取りながら折り紙が活用されている建築・材料・宇宙などの分野での事例の収集にあたった。(2)については、北陸先端科学技術大学院大学の上原先生や筑波大学の三谷先生などと連絡を取りながら研究にあたる。特に本研究の研究成果の一つとして「Demaine-O' Rourkeの折りたたみアルゴリズム」について数学セミナーに解説記事を書き、この分野での最近の研究成果を紹介した。(3)については、大学院生の渡部君の協力を得て、折り紙作図を紹介する高校生向け教材の開発を行い、高校生対象の講座の中で実際にその教材を使って授業を行った。3次方程式・4次方程式に帰着する作図問題についても研究を行う。特に、3次方程式に帰着する和算の図形問題の中から折紙作図としての具体的手順を見つけたものについて愛媛和算研究会にて成果発表を行なった。また、3D仮想空間としてのセカンドライフにおいて伊佐爾波神社の算額5面を紹介するパネル展示を行った。
補助金の8割は調査研究旅費として使用し国内の研究者と情報交換を行った。残りは次年度以降の研究のために折り紙に関する図書とペンタブレットの購入にあてた。

  • Research Products

    (3 results)

All 2009 2008

All Journal Article (1 results) Presentation (2 results)

  • [Journal Article] Demaine-O' Rourkeの折りたたみアルゴリズム2009

    • Author(s)
      平田 浩一
    • Journal Title

      数学セミナー 48-1

      Pages: 34-39

  • [Presentation] インターネット3D仮想空間セカンドライフにおける算額展示の試み2009

    • Author(s)
      平田 浩一
    • Organizer
      愛媛和算研究会
    • Place of Presentation
      愛媛大学
    • Year and Date
      2009-02-15
  • [Presentation] 米光丁著『練習問題集100題』問46の折り紙作図2008

    • Author(s)
      渡部 活路
    • Organizer
      愛媛和算研究会
    • Place of Presentation
      愛媛大学
    • Year and Date
      2008-08-03

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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