2008 Fiscal Year Annual Research Report
多機能搭載型電子版ディケンズレキシコン作成とその活用研究
Project/Area Number |
20520451
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Research Institution | Kumamoto Gakuen University |
Principal Investigator |
堀 正広 Kumamoto Gakuen University, 外国語学部, 教授 (20238778)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田畑 智司 大阪大学, 大学院・言語文化研究科, 准教授 (10249873)
今林 修 広島大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (90278987)
地村 彰之 広島大学, 大学院・文学研究科, 教授 (00131409)
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Keywords | Dickens / Lexicon / 電子テクスト / イディオム / コンピュータ / 多機能搭載 / 19世紀の英国小説 / 18世紀の英国小説 |
Research Abstract |
本研究は、山本忠雄博士(1904-91)(元広島大学)がその著Growth and System of the Language of Dickens: An Introduction to A Dickens Lexicon (1946年東京大学より文学博士の学位を授与、1950年に出版され、1953年学士院賞受賞、2003年第3版の改訂版(溪水社)刊行)において構想したDickens Lexiconを、コンピュータ技術を駆使して様々な機能を搭載し、Dickensの言語文体研究のみならず18世紀、19世紀の英国小説の言語文体研究に寄与することを目的とした、プロジェクトである。平成20年度のプロジェクトを進めるに際し、第1回目の打ち合わせを7月5日に行い、現在の進捗状況の報告、定義項目充実に伴う諸問題の検討、研究発表会の実施日程等を話し合った。Dickensの長編15作品2作品の定義入力、及びDickensの全作品の電子テクスト化とタグ付けを終了した。英国のSheffieldで、8月7日に開催された国際文体論学会(PALA)で、The Dickens Lexicon Project: A Preliminary Reportという題で本プロジェクトの発表を行った。論文として、広島大学英語研究会の機関誌ERA Vol. 25, Nos. 1&2にThe Dickens Lexicon Projectとして掲載された。第2回目の打合せを平成21年1月28日に行い平成20年度の進捗状況と平成21年度の研究計画を話し合った。
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Research Products
(3 results)