2010 Fiscal Year Annual Research Report
多機能搭載型電子版ディケンズレキシコン作成とその活用研究
Project/Area Number |
20520451
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Research Institution | Kumamoto Gakuen University |
Principal Investigator |
堀 正広 熊本学園大学, 外国語学部, 教授 (20238778)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田畑 智司 大阪大学, 大学院・言語文化研究科, 准教授 (10249873)
今林 修 広島大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (90278987)
地村 彰之 広島大学, 大学院・文学研究科, 教授 (00131409)
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Keywords | レキシコン / ディケンズ / イディオム / 山本忠雄 / コンピュータ / コーパス / 18世紀 / 英語史 |
Research Abstract |
Dickens Lexicon作成プロジェクトでは、今年度は次の3点を行った。 (1)Dickensの言語文体研究のみならず18世紀、19世紀の英国小説の言語文体研究に寄与することを目的として、18、19世紀を代表する作家の主要作品の電子テクストを完成。機能としては、単純な語句検索だけでなく、コンコーダンス作成機能を搭載し、Dickensの作品だけでなく他の18世紀や19世紀の作家の言語使用も調査研究できるように配慮した。 (2)データの重要な項目である定義入力はこれまで、Sketches by Boz, Bleak Houseを終了した。Pickwick Papers等の初期の作品ももう少しで終了する。 (3)以下の国際学会で発表を行った。 Poetics and Linguistics Association 2010年7月21日~25日ジェノア大学(イタリア) Masahiro Hori : Development of idioms in Dickens : With special referent to the idiom "line of business" Osamu Imahayashi : Descriptions on grammar and usage in the Dickens lexicon Miyuki Nishio : The development of idiomatic expressions in Dickens Digital Humanities 2010 2010年7月7日~10日英国ロンドンKing's College Londonポスターセッションに参加"The Dickens Lexicon and its Practical Use for Linguistic Research"最優秀ポスターセッション賞に選ばれる。
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Research Products
(16 results)