2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20520492
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Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
樽井 武 The University of Electro-Communications, 電気通信学部, 教授 (50179917)
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Keywords | e-ラーニング / CALL / 英語のリズム / 日本人の音声英語 |
Research Abstract |
本年度は、前年度出来なかった実験の一部として、各レベル(初級・中級・上級)別の被験者と英語の母国語話者との間の英語リズム要因を比較した結果をまとめた。ただし、英語学習経験の無い日本人(J)の調査は、諸事情により一部の作業を次年度に持ち越した。 次いで、日本人の初級と中級の英語学習者をコントロールグループと実験グループに分け、リズム要因の学習効果を調査・分析した。実験グループに対しては、英語の音声に関する講義(音声指導およびリズム指導)を行いどのようなリズム要因がどの学習レベルで学習されるのか、あるいは学習されないのかを分析した。被験者数は各グループ120名を目標としたが充分な被験者が得られなかったので、不足分は今後補充する予定である。 また、将来に予定している、e-learning教材「英語のリズム学習(初級・中級)(仮題)」の開発準備も行なった。具体的には、英語の音声材料としてVOA(Special English),CNN、DVD(洋画)、海外の英語(海外取材)およびSTEP,TOEICおよび生活圏の英語(国内取材)等の音声特徴を分析し、同じような音声特徴を持つ英語表現を収集・分析した。学生の英語の聴き取りの弱点を補強するために、音声教材および学生の生活に関する英語、海外で取材した英語をレベル別に分類し、英語のリズム学習用解説(日本語との比較)も準備した。更に発音訓練プログラムも作成し、その結果をホームページ、テキスト、CD等の教材として提示するための準備作業を行なった。本システムではe-learning方式を採用し学習プロセスのデータ管理システムの構築を行うので、可能な範囲でその準備作業を行なった。
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Research Products
(2 results)
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[Book] Power-Up English<Forerunner>Unit 19, Unit 20 pp. 80-872009
Author(s)
唐住結子, 田原志都子, 箱崎雄子, 河内山真理, 樽井武, 濱本陽子, 笹井悦子, 津村修志, 原田曜子, 高橋寿夫, 中山喜満, 松村優子
Total Pages
103
Publisher
南雲堂