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2009 Fiscal Year Annual Research Report

検死制度の意義とあるべき制度の構想

Research Project

Project/Area Number 20530092
Research InstitutionRyukoku University

Principal Investigator

福島 至  Ryukoku University, 大学院・法務研究科(法科大学院), 教授 (30208938)

Keywords基礎法学 / 刑事法学 / 社会医学
Research Abstract

2009年8月29日に、青森県十和田市で開催されたセーフティプロモーション学会第3回学術大会に出席し、研究協力者である岩瀬博太郎千葉大学教授とともに、研究報告した。岩瀬教授が「死因究明と事件・事故予防(1):法医学の立場から」を、福島が「死因究明と事件・事故予防(2):法律学の立場から」とそれぞれ担当し、連続して共同で報告を行った。報告では、死因究明が事故予防との関連で重要な意義を持ちうることを示した。
2009年9月上旬には、カナダ・オンタリオ州トロント市とアメリカ合衆国ニユーヨーク市を訪問し、現地調査を行った。コロナー制度が変容を遂げつつも発展的に展開しているトロント市とメディカル・イグザミナー制度に移行したニューヨーク市との差異を踏まえつつ、死因究明の結果をどのように生かしていくべきか、制度上の検討に重要な示唆を得ることができた。また、2010年3月には、岩瀬教授を含め3人の法医学教室教授とともに、ニュージーランドの現地調査を実施した。同国においても、オーストラリア・ビクトリア州をモデルにして、コロナー制度を整備し、死因究明の結果を事故予防につなげるための制度改革をしていることを認識することができた。
このほか、警察庁における死因究明のための研究会がスタートし、そのメンバーに岩瀬博太郎教授も参画した。これに備えるため、勉強会を2009年12月に千葉大学で実施し、同教授とともに理論的な考察を深めることができた。

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 死因究明と事件・事故予防(2):法律学の立場から2009

    • Author(s)
      福島至
    • Organizer
      日本セーフティプロモーション学会第3回学術大会
    • Place of Presentation
      十和田市文化センター
    • Year and Date
      2009-08-29

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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