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2008 Fiscal Year Annual Research Report

新潟県中越沖地震における避難所としての保健室と養護教諭の役割に関する緊急的研究

Research Project

Project/Area Number 20530767
Research InstitutionJoetsu University of Education

Principal Investigator

佐光 恵子  Joetsu University of Education, 大学院・学校教育研究科, 准教授 (80331338)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中下 富子  埼玉大学, 教育学部, 准教授 (50398525)
伊豆 麻子  新潟青陵大学, 看護福祉心理学部, 助手 (50410246)
Keywords新潟県中越沖地震 / 養護教諭 / 保健室 / 避難所
Research Abstract

本研究の目的は、自然災害に被災した児童生徒の心身のケアを迅速にかつ適切に進めていくために、被災時の避難所としての学校保健室の機能と養護教諭の役割を明らかにするすることである。
具体的には、以下のことを明らかにする。
1.災害被災時の保健室の機能と養護教諭の役割についての実態調査
2.災害被災時の養護教諭の抱えている養護実践活動上の困難感、課題と研修ニーズの把握
3.養護教諭の支援体制の構築
平成20年度の研究成果[地震被災地の養護教諭を対象とした実態調査(質的研究)の実施]
I 目的
災害被災時の保健室の機能と養護教諭の役割についての実態調査及び、養護教諭の養護実践活動や保健室運営上の困難感と課題を把握する。
II 研究方法
1.対象 地震被災地の学校に勤務する養護教諭 10名
2.方法 半講成的面接法によるインタビュー調査
3.調査内容 (1)被災時からの保健室の機能、養護教諭の働きの経過
(2)養護実践活動及び保健室運営上の困難感と課題 他
4.調査期間 平成20年7月〜8月
5.分析の方法 面接調査を行った結果を記録し、逐語録をデータ化して質的分析を行った。
III 結果
10名の事例より、被災時の養護教諭の対応は、学校組織の一員として機能しており、学校によりその内容、対応は多様で、さらに分析が必要である。次年度は詳細な分析結果を踏まえて、学校保健室の避難所として求められる機能に関する調査(量的研究)を実施する予定である。

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Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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