新潟県中越沖地震における避難所としての保健室と養護教諭の役割に関する緊急的研究

2009 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 20530767
• Research Institution: Gunma University
• Principal Investigator: 佐光 恵子 Gunma University, 医学部, 准教授 (80331338)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 中下 富子 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (50398525) ; 伊豆 麻子 新潟青陵大学, 看護福祉心理学部, 助手 (50410246)
• Keywords: 新潟中越沖地震 / 養護教諭 / 保健室 / 避難所

Research Abstract

本研究の目的は、自然災害に被災した児童生徒の心身のケアを迅速にかつ適切に進めていくために、被災時の避難所としての学校保健室の機能と養護教諭の役割を明らかにするすることである。
平成21年度の研究成果
I20年度に引き続き、[地震被災地の養護教諭を対象とした実態調査の分析]
論文にまとめ、22年度に日本公衆衛生学会への発表、投稿準備中
II「避難所として機能する学校保健室の整備に関する調査」の実施
目的: 災害被災時の保健室の機能を明らかにするため、学校保健室の備品に関する調査を実施し、実態と課題を把握する。
対象: 新潟県公立学校に勤務する養護教諭450名
方法 質問紙調査票による量的調査
調査内容 (1)保健室備品等の整備状況
(2)避難所保健室として機能する保健室に関する養護教諭の意識 他
調査期間 平成21年12月
結果 230件の回収を得た。現在、データの集計、分析中
論文にまとめ、22年度に日本公衆衛生学会、日本学校保健学会への発表、投稿予定