2008 Fiscal Year Annual Research Report
英文構造理解のための3つのアプローチによるライティング教材の研究開発
Project/Area Number |
20530866
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Research Institution | Kanazawa Institute of Technology |
Principal Investigator |
登美 博之 Kanazawa Institute of Technology, 基礎教育部, 准教授 (50172177)
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Keywords | 教育工学 / 教材開発 / 英語 / 文構造 / ライティング |
Research Abstract |
3年間にわたる「英文構造理解のための3つのアプローチによるライティング教材の研究開発」の1年目として、基礎編・基礎英語の問題作成(設問数12章×15題=180題)とその教材プログラミングを、平成20年度の1年間に行った。 研究代表者は、平成20年4月から6月末までの間に、英検2級および工業英検3級の過去数年にわたって出題された問題を収集し、その内容を検討して、教材作成のための基礎資料を集めた。7月から8月末までの夏季休暇期間中に、この基礎資料を基にして、教材(基礎編・基礎英語)作成の原稿を作成した。「変形生成文法の理論」を参考にして、教材作成形式として「文法事項型」を採り、12の章に分けて作成をした。作成をする際に、注意を要する文法事項には説明を施し、難しい単語や語句には注をつけて、学習者が理解しやすいように工夫をした。特に、英語の「文構造」を理解させるように留意をした。学習者に「英文を覚えさせる」ために、問題ごとにその正解文を数回タイピングしてもらうことも組み込んだ。また、問題の内容が工科系の学生にも興味を持ってもらえるようなものになるように配慮をした。9月に問題全体の再検討を行い、10月にはアルバイト学生との打ち合わせおよびスケジュール調整を行った。12月から平成21年1月末までの約2か月間には、アルバイト学生を使って教材のプログラミングと音声ソフトによる問題正解文の音声の吹き込みを行った。2月および3月に、研究代表者は、最終点検として、プログラミングされた教材の中の英語の綴りの誤りなどの修正を行い、平成20年度の予定の作業を終えた。なお、研究の最終年度末に、このライティング教材(基礎編・基礎英語)を冊子として印刷する予定である。
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