2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20580354
|
Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
山口 仁孝 The University of Tokushima, 疾患酵素学研究センター, 助教 (90432765)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂口 末廣 徳島大学, 疾患酵素学研究センター, 教授 (60274635)
|
Keywords | 獣医学 / 蛋白質 / 脳神経疾患 |
Research Abstract |
平成20年度は、ウシおよびヒツジレコンビナントPrPを作成した。また、REPSA法に用いるoligoDNAの設計およびライブラリーを作成した。 1.ウシおよびヒツジPrPのcDNAクローニング ウシおよびヒツジPrP塩基配列(GenBank accession No.AJ298878 bovine PrP 25-242,GenBank accession No.U67922 sheep PrP25-234)を参考に、酵素認識サイトを付加したプライマーを設計しPCR法にてPrP蛋白翻訳領域のDNAを増幅した。 2.大腸菌発現系を用いたレコンビナントPrPの発現およびカラム法による精製 (1)ウシおよびヒツジレコンビナントPrPの発現 大腸菌発現ベクターを用いて、ヒスチジンTag付レコンビナントPrPを発現させた。 (2)カラムによる精製 Ni-NTAカラムにより、ヒスチジンTag付レコンビナントPrPを精製した。 3.REPSA法を用いた、PrP結合DNA断片の配列決定 (1)oligoDNAライブラリーの作成 Michae1らの方法(Methods 2007)を参考に、FokIおよびBpmI認識配列を断端に有し中央部がランダム配列のoligoDNAライブラリーを作成した。
|