2009 Fiscal Year Annual Research Report
HUMARA assayおよび免疫染色を用いた咀嚼筋腱腱膜過形成症の病態解明
Project/Area Number |
20592344
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Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
依田 哲也 Saitama Medical University, 医学部, 教授 (60242210)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 毅 埼玉医科大学, 医学部, 助教 (60406494)
安部 貴大 埼玉医科大学, 医学部, 助教 (20383250)
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Keywords | 咀嚼筋腱・腱膜過形成症Tenomodulin / GDF-8 / HUMARA assay / 免疫染色 |
Research Abstract |
平成21年度は咀嚼筋腱・腱膜過形成症における組織免疫染色および細胞のクローナリティー解析を行った.症例数は1例(全例女性)であった.組織サンプルをまず,手術室から持って行き,サンプルを組織免疫染色用およびクローナリティー解析用にメスで切除して分けて実験室の-80℃に保存した.通法に従って組織切片を作製し,Smad8, Tenomodulin, GDF-8, GDF-5について免疫染色を行った.その結果,各分子はタンパク質レベルで強く発現しており,咀嚼筋腱・腱膜過形成症患者の腱組織での発現が確認された.とくに筋組織と腱組織の境界領域において発現が認められた.また,クローナリティー解析については,P.A.L.M.laser microdissection systemを用いて,Laser Captured Microdissection (LCM)を行った.前年の課題であった採取量については,採取を数回に分けて行う方法で採取量を多くすることができた.上記タンパク質のみの検討では,病態解明には不十分であり,腱および腱膜の過形成にどのようなタンパク質が関与しているかを検索する必要が生じたために,2次元電気泳動による受託解析を行った.
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