2009 Fiscal Year Annual Research Report
次世代型人工骨としてのインテリジェントマテリアルの開発と発展
Project/Area Number |
20592375
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
湯浅 哲也 The University of Tokushima, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (70332822)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
桃田 幸弘 徳島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (00304543)
藤澤 健司 徳島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (40228979)
高野 栄之 徳島大学, 医学部・歯学部附属病院, 医員 (30380091)
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Keywords | 次世代型 / 人工骨 / インテリジェントマテリアル |
Research Abstract |
平成21年度の報告として、 1. RGD-peptideを添加した試作インテリジェントマテリアルの作成(湯浅、高野) 昨年度に得られたインテリジェントマテリアルを、粒径のさらに小さなsugarcrystal中に埋入し、さらに細胞接着を促進させるタンパクArg-Gly-Asp(RGD)を含む有機材料をさらにsugar crystalに注入し、脱泡するとともに、格子状のインテリジェントマテリアルの表面をcoatingした試作品を作成した。 2. 疑似体液中における試作インテリジェントマテリアルの挙動(藤澤、桃田、舘原) Kokuboらが骨組織親和性のスクリーニング法を用いている疑似体液の中に、pH測定、疑似体液中のCa、Pの濃度変化を測定した結果、リン酸カルシウムの構造物の組成分析を粉末X線回折装置を用いてリン酸カルシウムの添加が行われており、フーリエ変換型赤外線分光光度計を用いて無機成分の構造変化を確認した。
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