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2008 Fiscal Year Annual Research Report

古典舞踊に倣う対話ロボット上半身の身振り生成手法の提案

Research Project

Project/Area Number 20650029
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Research InstitutionNara Sangyo University

Principal Investigator

上田 悦子  Nara Sangyo University, 情報学部, 准教授 (90379529)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小笠原 司  奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (30304158)
栗田 雄一  奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教 (80403591)
竹村 憲太郎  奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教 (30435440)
Keywords人間-ロボットインタラクション / 古典舞踊 / ロボット動作生成 / 動作解析 / 動きの意味
Research Abstract

(1)古典舞踊における意味をあらわす動作の調査・分類
世界の古典舞踊と呼ばれる舞踊について調査を行った.非常に多岐にわたり,また民族舞踊と呼ばれるものは「〜舞踊」とくくられていても,その伝承地域により表現方法も変わっていることがわかった.そのことより,研究初期段階では,やみくもに多くの舞踊動作を解析するのではなく,予備調査ですでに「動作に明確な意味を持っており,国内にプロの踊り手が多数存在すること」が明らかであるフラダンス・インド舞踊・タイ舞踊に絞り,計測解析を進めることを決めた.
日本・アジア芸術協会会長の秋元加代子先生(タイ舞踊)に,本研究に対しての舞踊家としての観点からの技術指導をいただけることになり,協会を通じて,タイ舞踊,インド舞踊,フラダンスのプロ演者各2名の出演交渉がまとまった.このように国内でも確かな舞踊技術をもつプロの古典舞踊家の指導・協力が決まったことは,本研究の正確性を裏付けるための非常に重要な事項であったと言える.
(2)モーションキャプチャシステムを用いた基本動作の計測
各舞踊団体2名ずつの演者により,(1)人間-ロボット対話時に使用する頻度が高い意味や感情表現18種類(喜び,悲しみ,泣く,怒り,愛情,恥じらい,恐怖,私,あなた,美しい,大きい,行く,来る,見る,話す,呼ぶ,与える,歩く)に対応する動作と,(2)楽曲とともに舞う動作(使用する楽曲は,その意味が明確であるものを指定),の2種類の動作を光学式モーションキャプチャで取得した.(1)で選んだ意味に関しては,秋元加代子著「タイ舞踊」(日本アジア芸術協会発行)p.123-131に示されたものから,インド舞踊,フラダンスにも存在し,また対話時に使用することの多いものを選択した.
現在,取得したデータによる多変量解析のための,前処理作業のフェーズである.当初予定通り進んでいる.

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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