• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2009 Fiscal Year Annual Research Report

ランダム柄を用いた3次元人体計測装置の開発

Research Project

Project/Area Number 20650119
Research InstitutionNara Women's University

Principal Investigator

今岡 春樹  Nara Women's University, 生活環境学部, 教授 (00223321)

Keywordsランダム柄 / 人体計測 / 3次元 / デジタルカメラ / キャリブレーション
Research Abstract

2台のデジタルカメラから得られた2枚の画像の対応関係から,3次元人体形状の奥行き情報を得る装置を開発することが目的である.本研究のポイントは,ランダム柄のレオタードを着用することで,画像の対応関係が従来のレオタードより明瞭になることを実証することである.
画像の対応関係から注目点の奥行きを計算するには,2台のカメラの位置情報(外部パラメータ)とレンズや焦点距離の位置情報(内部パラメータ)が必要になる.本年度購入したデジタルカメラについてその内部パラメータの同定(キャリブレーション)を行った.キャリブレーションの方法としては,2次元状の固体に20点の座標が既知の点を配置し,16枚の異なる方向から撮影し,内部パラメータを推定する方法を用いた.2度にわたって行列の最小固有値を求めることが基本であり,データの標準化によって精度が向上することが分かった.最終的な精度としては±0.4mm以内であった.
ランダム柄については,大型のプリンターで布にランダム柄を印刷し,実際にレオタードを試作し着用実験を行った.柄の大きさには改良が必要と判断した.
レオタード作成に当たっては,密着パターンの作成が重要である.昨年度購入したレオタード作成CADを用い,7種類の異なる縫製部位を持つ型紙について,最もフィットする型紙がどれであるか,またフィットするとはどこを評価すればよいかを研究した.その結果ブラウス原型が最もフィット性が高く,その評価においては服とボディの空隙量を用いることが良いことが示された.

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] デジタルカメラを用いた3次元人体形状計測のための基礎研究2009

    • Author(s)
      今岡春樹
    • Organizer
      日本家政学会関西支部第31回研究発表会
    • Place of Presentation
      京都女子大学
    • Year and Date
      2009-10-18

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi