• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2009 Fiscal Year Annual Research Report

外国語処理メカニズムの解明―統語処理を中心として―

Research Project

Project/Area Number 20700241
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

中森 誉之  京都大学, 大学院・人間・環境学研究科, 准教授 (10362568)

Keywords音声 / 文字とつづり / 語彙 / 構造 / 運用 / 言語習得理論 / 言語処理理論 / 英語の学習と指導
Research Abstract

日本人学習者が英語を外国語として学習していく過程には,様々な困難性が存在する。外国語獲得過程に従って,困難性の原因を理論的に解明し,理論的根拠を持った対処方法を提唱することを目的として研究を進めた。
今年度は,言語習得理論を基盤とした外国語学習理論を構築した。外国語学習理論の歴史的背景を概観した上で,英語の音声,文字とつづり,語彙,構造,運用の学習と指導について体系的に論考し,実証研究を踏まえた学習理論を提案した。
具体的には,英語の言語的側面である,音声,文字とつづり,語彙,構造,運用について,英語を母語とする子供の習得過程,英語を外国語として学習する場合の学習理論,学習上の諸課題,指導への示唆を系統立てて考察した。こうした知見を基盤として,日本での小学校・中学校・高等学校・大学英語教育の一貫性を持つモデルを提唱した。
研究結果は,各面にわたって精緻に検討を加えている関係で,限定されたスペースに,過不足なく誤解のないように記載することは極めて難しい。成果は書籍となる分量である。拙著『学びのための英語学習理論-つまずきの克服と指導への提案』(ひつじ書房2009年12月)で詳述している。また,『英語教育』2010年4月号大修館書店には,この文献の書評が掲載されている。参照されることを希望している。

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Book (1 results)

  • [Book] 学びのための英語学習理論-つまずきの克服と指導への提案-2009

    • Author(s)
      中森誉之
    • Total Pages
      296
    • Publisher
      ひつじ書房

URL: 

Published: 2012-07-19  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi