2010 Fiscal Year Self-evaluation Report
Changes in Usage of Presumptive Forms in Japanese Dialect
Project/Area Number |
20720126
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Japanese linguistics
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Research Institution | Kobe Women's University |
Principal Investigator |
HASHIMOTO Reiko (舩木 礼子) Kobe Women's University, 文学部, 准教授 (00454736)
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Project Period (FY) |
2008 – 2011
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Keywords | 方言 / 推量表現 / 文法 |
Research Abstract |
(1)老年層・中年層・若年層の三世代への臨地面接調査によって、高知方言の推量・確認要求およびその周辺的意味を担う形式について、世代別に精密な文法記述を行う。これによって、各世代のもつ推量等の表現形式の意味・機能の異同を質的に確認する。 (2)高知市在住者の談話を採録し、推量・確認要求およびその周辺的意味を担う形式の使用傾向を計量的に把握する。 (3)上記の(1)質的研究と(2)量的研究の結果を総合的に検討し、高知方言の推量・確認要求およびその周辺的意味を担う形式群の近年の変化傾向をまとめる。 (4)上記(3)の結論とこれまでの研究成果を総合し、高知方言の推量表現に関わる意味分野にみられる歴史的変化の方向性と変化の要因について分析を行う。
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Research Products
(5 results)