2008 Fiscal Year Annual Research Report
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20730407
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| Research Institution | Toyo University |
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Principal Investigator |
加藤 司 Toyo University, 社会学部, 准教授 (50408960)
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| Keywords | キャリア支援 |
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| Research Abstract |
近年、若年者の早期離職者の増加が問題となっております。このような早期離職者の増加は、我が国における人材確保を困難にし、経済社会の活力や国際競争力を維持し得なくなる恐れに繋がります。さまざまな研究機関やメディアなどの報告では、若年者の早期離職の原因の上位に「人間関係」が常にあげられております。人間関係の問題は、会社側の対策によって改善される場合もありますが、新入社員の側に問題がある場合もあります。申請させていただく研究は、若年者のキャリア支援の一環として、早期離職の予防に焦点を当てた長期的な研究のひとつであり、若年者の職場での対人関係スキルに関する研究です。
実際には、以下のようなことを実施しました。
職場での人間関係を含め、早期離職を促すと考えられるさまざまな原因を先行研究から収集し、どのような原因が早期退職を最も説明しうるか、質問紙研究による調査を実施いたしました。早期離職の要因収集では、学術論文だけに頼ることなく、わが国のさまざまな機関や企業などのアンケートやメディアを通じ、早期退職の多様な原因を把握することで、より実社会に応じた研究を進めました。
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