2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20791153
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
神尾 真樹 Kagoshima University, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (50381174)
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Keywords | 子宮内膜症 / シグナル伝達 |
Research Abstract |
子宮脱や卵巣腫瘍などの子宮内膜症以外のものをコントロールとして子宮内膜症の患者の手術標本より一部検体を採取し、組織、DNA、蛋白、RNAを単離している。子宮内膜症の内訳としては、子宮腺筋症が約20例、チョコレートのう胞が約35例、コントロール約40検体が採取され研究に用いている。同時にパソコンに症例ごとの臨床データを集積している。また、子宮頚癌患者を主として、以前からのMPCRキットを用いたPCR法を用いてHPV感染の有無、型判定を行っている。症例数は順調に増えているが、保管場所にしてる冷凍庫がほぼ満杯状態になっており、不要な検体を探して破棄しながらどうにか続けている。実験助手が交代したこともあって、PCRの結果が一致せずに苦労している。以前は擦過細胞から抽出したDNA検体でも十分にPCRすることができたが、うまくいかないため、DNAの抽出法を変えたり、プライマーや酵素を替えて実験している。どうしても結果が重要な場合には組織からのDNAを抽出して検体としている。 ウエスタンブロットの解析では、すでに報告があるように子宮内膜症でも炎症性サイトカインの上昇が認められているようである。この影響か、JAK-STAT系も活性化されているようであるが、症例ごとに均一ではない。内膜症症例では、多くの症例で術前のGn-RHa治療を行っており、行った場合とそうでない場合でかなり結果が異なるようであるが更なる症例の蓄積が必要である。 マウス実験は進んでいない。
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