2008 Fiscal Year Final Research Report
Study on 2008 Iwate-Miyagi Inland Earthquake (M7.2)
Project/Area Number |
20900001
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
UMINO Norihito 東北大学, 大学院理学研究科, 教授 (30004477)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
HIRATA Naoshi 東京大学, 地震研究所, 教授 (90156670)
KOSUGA Masahiro 弘前大学, 理工学研究科, 准教授 (90142835)
MATSUSHIMA Takeshi 九州大学, 理学研究院, 准教授 (40222301)
IIO Yoshihisa 京都大学, 防災研究所, 教授 (50159547)
SAGIYA Takeshi 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (50362299)
KASAHARA Minoru 北海道大学, 理学研究院, 教授 (40001846)
MARUI Hideaki 新潟大学, 災害復興科学センター, 教授 (10219545)
TANAKA Atsushi 東京大学, 情報学環, 教授 (70227122)
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Co-Investigator(Renkei-kenkyūsha) |
OKADA Tomomi 東北大学, 大学院理学研究科, 准教授 (30281968)
ASANO Youichi 防災科学技術研究所, 地震研究部, 研究員 (00399362)
IMAIZUMI Toshifumi 東北大学, 大学院理学研究科, 教授 (50117694)
MIURA Satoshi 東北大学, 大学院理学研究科, 准教授 (70181849)
MOTOSAKA Masato 東北大学, 大学院工学研究科, 教授 (90281708)
KOKETSU Kazuki 東京大学, 地震研究所, 教授 (90134634)
FUKUOKA Hiroshi 京都大学, 防災研究所, 准教授 (40252522)
ATSUMI Tomohide 大阪大学, コミュニケーションデザイン・センター, 准教授 (80260644)
OYANE Jun 専修大学, 文学部, 教授 (80281319)
YOSHII Hiroaki 東京経済大学, コミュニケーション学部, 教授 (10146269)
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Project Period (FY) |
2008
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Keywords | 内陸地震 / 活断層 / 強震動災害 / 臨時余震観測 / 臨時GPS観測 / 変動地形学 / 災害救援 / ボランティア活動 |
Outline of Final Research Achievements |
臨時余震観測から本震時には西傾斜の震源断層が主に活動したが、それと直交する東傾斜の余震活動もみられた。震源域直下の深さ30~40kmには低速度域が広く存在しており、そこから3本の低速度域が地表の活火山にまで続いていた。GPS観測データから本震時すべりは岩手・宮城県境付近で最も大きかった。本震後の顕著な余効すべりは震源断層の浅部延長で発生し、地震時すべりと余効すべりは相補的である。強震動データでは0.1~0.3秒の短周期成分が卓越していため震度6弱の割には建物被害が少なかった。
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Free Research Field |
数物理系科学
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