2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
模倣と共感の共通過程:動物モデルによるミラーニューロン系と報酬系の相互作用研究
Project/Area Number |
20H00105
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 10:Psychology and related fields
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Research Institution | Teikyo University (2022-2023) The University of Tokyo (2020-2021) |
Principal Investigator |
岡ノ谷 一夫 帝京大学, 先端総合研究機構, 教授 (30211121)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池渕 万季 国立研究開発法人理化学研究所, 脳神経科学研究センター, 研究員 (20398994)
橘 亮輔 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任准教授 (50610929)
柳原 真 帝京大学, 先端総合研究機構, 講師 (60392156)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
模倣と共感はヒトの文化伝承メカニズムを考える上でも中心的な概念であり、その神経基盤の解明は人間の社会性の探究のために欠かせない課題である。そのような点から、本研究は、小鳥が親から歌を学ぶ現象とラットが状況に応じた声を発しそれが他個体に影響する現象を取り上げ、模倣と共感に共通する脳内メカニズムの解明を目指す研究である。 本研究は、ミラーニューロンと行動変容の関係の検討に加え、ドーパミンの関与の影響を検討する点が独創的である。また、先行研究を踏まえた研究遂行計画も確実であると考えられる。その点から、本研究の成果は、ヒトを含む動物のコミュニケーション行動と社会性を知るための生物心理学的基盤の解明に寄与することが期待される。
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