2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
離散構造処理系に基づく列挙と最適化の統合的技法の研究
Project/Area Number |
20H00605
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 61:Human informatics and related fields
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
湊 真一 京都大学, 情報学研究科, 教授 (10374612)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀山 貴史 北海道大学, 情報科学研究院, 教授 (60314530)
瀧川 一学 北海道大学, 化学反応創成研究拠点, 特任教授 (10374597)
川原 純 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (20572473)
番原 睦則 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (80290774)
山口 勇太郎 大阪大学, 大学院情報科学研究科, 准教授 (30780895)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
論理構造や集合などを記述するデータ構造として、二分決定グラフやゼロサプレス型BDDがある。本研究は、これらの構造をベースとする離散的な構造処理に焦点をあて、特に、列挙問題と最適化問題の両方を考慮しつつ、制約充足や最適化の統合をはかり、さまざまなモデル化やその学習手法を開発していく。 離散構造処理系で最も優れた解の1つを高速に求める「最適化」と「列挙」をまとめて扱う統合アルゴリズムの提案を行っており、理論およびその応用に関して、様々な分野に影響を与える学術的意義が深い研究である。この研究で期待される成果は、1)列挙と最適化の統合アルゴリズム、2)実装とソフトウェア化、3)応用分野(電力網、通信網、計算化学、データマイニング、選挙区割り、金融・ファイナンス)への展開である。
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