2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
Project/Area Number |
20H00609
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 61:Human informatics and related fields
|
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
横尾 真 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (20380678)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
神取 道宏 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (10242132)
田村 明久 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (50217189)
関口 格 京都大学, 経済研究所, 教授 (20314461)
牧野 和久 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (60294162)
川越 敏司 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (80272277)
鹿島 久嗣 京都大学, 情報学研究科, 教授 (80545583)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
個人の目的と社会の目的を適切に調和させて、持続可能な発展を可能にする社会制度のデザインに関した研究であり、経済発展と社会課題解決の両方を求めようとしている。本研究の目的は、人々が強制によらず自発的に社会課題に配慮した行動を選択するようなインセンティブを与える制度のデザインを探索し、提案するところにある。 経済発展と社会課題解決の両方の課題解決のためには人々の行動規範を変え、単なるニーズ、ウォンツによる選択基準から、経済的には得ではなくても、欲求を少し我慢しても、社会課題を選択するようなインセンティブが必要となる。人々が自発的に社会課題に配慮した行動を選択するような、インセンティブを与える制度のデザインが期待される。
|