2020 Fiscal Year Final Research Report
小学校外国語科で活用するアフリカ地域に関するワークショップ型の開発教育教材の開発
Project/Area Number |
20H00745
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1180:Education on school subjects, primary/secondary education-related
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Research Institution | 奈良市立都祁小学校 |
Principal Investigator |
NAKA Yosuke 奈良市立都祁小学校, 教諭
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Research Collaborator |
木村 裕
吉村 雅仁
後藤田 蕗子
中島 弘司
富田 美佳
Kwizera Virgile
横田 裕子
Nzajyayo Josue
Nong Tlou
Siddiqi Jailani
柳 博美
津田 かおり
今西 敏幸
岸下 哲史
稲葉 敦
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Project Period (FY) |
2020-04-01 –
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Keywords | 開発教育 / 国際理解教育 / 小学校外国語科 / 水 / 平和 / アフリカ地域 / ICT機器 / オンラインミーティング |
Outline of Final Research Achievements |
本研究では、小学校外国語科において、アフリカのルワンダの水に焦点を当てた教材と、南アフリカ共和国、ルワンダ、アフガニスタンを取り上げた平和に関する教材を開発した。さらに、全校学習において、人種差別問題、国旗、子どもたちの夢をテーマとした教材を開発し、実践を進めた。外国語科では、世界にまたがる唯一の正解がない問題について取り扱い、それらについての現状を知り、学ばせるとともに、自らに何ができるかを考え、その内容をまとめて発信するという流れで実施した。オンラインミーティングで学外の専門家や該当国出身の方と接続して学ぶ機会を持ち、それらの学びを書(毛筆)やポスター、動画の形にし、学習のまとめとした。
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
本研究では、主に小学校外国語科で活用可能な、アフリカ地域に関する国際的な問題の分析やその解決策について考えるためのワークショップ型の開発教育教材を開発することを目的とし、研究を進めた。その目的を達成するため、アフリカを始めとした世界の現状を知り、授業やオンラインミーティングを通して学び、自分にできることを考えて発信を行うという一連の流れで単元を構想し、実践を進めてきた。水と平和という、世界でも重要とされ、SDGsにも取り上げられているようなテーマを、専門家やその国出身の方たちとのミーティングなどを通して複合的に学ぶ機会を持てた点、収集した資料を活用した教材の開発ができた点に意義があったと考えている。
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Free Research Field |
小学校外国語科で活用する開発教育教材の開発
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