2023 Fiscal Year Annual Research Report
混合研究法による積雪寒冷地において冬季身体活動量低下を防止するプログラムの検討
Project/Area Number |
20H03937
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
玉腰 暁子 北海道大学, 医学研究院, 教授 (90236737)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々木 幸子 北海道文教大学, 人間科学部, 准教授 (10612294)
木村 尚史 北海道大学, 医学研究院, 助教 (20775613)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 身体活動 / 冬季 / 混合研究法 |
Outline of Annual Research Achievements |
高校生を対象とした調査の分析を進めるとともに、全員がほぼ毎日テレワークを行っているF企業の協力を得て、従業員を対象に、混合研究法による自身の身体活動量を増やす介入研究を実施した。その概要は以下の通りである。 従業員のうち、12名がウェアラブル端末Garminを装着し、身体活動量を計測するとともに、増やす方法を考案、実施するグループに参加した。介入の前後にインタビュー調査ならびに意見交換会を実施し、活動量を増やすことを阻害する要因や自身の考え方などを語る場を設けた。今回は人数が少なかったこともあり、全員に一律の介入を行うのではなく、参加者がそれぞれの生活にあった介入方法を考え、宣言することとした。その結果、選択された介入方法は、最低1日一回は外に出る、早歩きする、エスカレーターではなくなるべく階段を使う、週に1回は1万歩歩くであり、約1カ月それぞれで取り組んだところ、ほぼすべての参加者が達成することができた。 今回の取り組みでは、テレワークによる身体活動量の低下をすべての参加者が意識していた。各自がそれぞれの状況にあった介入方法を考案する形で取り組んだが、難易度の低い介入方法に取り組むというだけではモチベーション維持が困難であるとの意見があった。一方、仕事(=テレワーク)が生活時間に占める割合は高く、これ以上の運動負荷を目標とするのは継続性という観点から困難であるとの意見も出された。結果的に各自の介入目標は達成したものの、Garminで測定された身体活動量は増加しなかったが、ウェアラブル端末を装着し歩数やカロリー消費量などが可視化されることによって、すべての参加者から健康意識が高まったと報告があった。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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