西郷信綱旧蔵和書（和書には書簡等を含む）の文庫化

2021 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 20K00304
• Research Institution: Toin University of Yokohama
• Principal Investigator: 今泉 隆裕 桐蔭横浜大学, スポーツ健康政策学部, 教授 (00512724)
• Project Period (FY): 2020-04-01 – 2023-03-31
• Keywords: 目録作成 / 資料撮影

Outline of Annual Research Achievements

今年度も新型コロナ・ウィルスの影響もあり、調査は進展していない状況にある。しかし2020年度に比して、現場での調査実施をすることができた。次年度に関しては、やや方法を変え、一西郷信綱氏旧蔵和書の一部を研究室に運び込み、さらに書籍の撮影などを試みることを予定している。

また書き込み書籍の撮影と同時に進行している目録作成も進展させている。一部洋書を含めて7700冊分の書誌データを仮入力するには至っている。

Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

書き込み資料撮影、目録作成を現在西郷信綱旧蔵和書を保管している沼津市内で実施している。
しかし、上記したように2020年度につづき、2021年度も新型コロナ・ウィルスの影響もあり、現地に行く回数が少ない状況にあることが原因である。

Strategy for Future Research Activity

引きつづき、西郷信綱氏旧蔵和書の目録作成と、書き込み資料撮影を行う。しかし、研究計画書に記したように、資料の分散を防ぐためにも現地のみで当初作業をすることにしていたが、2021年度途中より一部資料を移送して研究室でも作業を実施している。

Causes of Carryover

新型コロナ・ウィルスが流行していたこともあり、計画通り沼津に赴き調査実施の回数が確保できない状況にあったため。