2020 Fiscal Year Research-status Report
谷崎源氏成立過程に関する基盤的研究―〈新訳〉に焦点をあてて―
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20K00327
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Research Institution | Doshisha Women's College of Liberal Arts |
Principal Investigator |
大津 直子 同志社女子大学, 表象文化学部, 准教授 (40551031)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 谷崎源氏 / 谷崎潤一郎 / 源氏物語 / 翻訳 / 現代語訳 |
Outline of Annual Research Achievements |
コロナ禍により、方々への調査出張が叶わなかったため、収集が完了している画像資料を用いて〈新訳〉段階における文体の変更の問題について考察した(「文体を一新する――戦後の国文学者たちと谷崎源氏の交渉――」 「国語国文」 89 7 2020/07)。 また、勤務先の所蔵する『日本諸学振興委員会研究報告第三篇(国語国文学)』という資料を用い、戦前の学術界と谷崎源氏との関わりについても調査した。こちらは学内紀要に投稿し、現在掲載待ちである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
所蔵元への調査が不可能であるため。
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Strategy for Future Research Activity |
調査が不可能な間は当初の予定をたがえ、京都における関係各所への調査、文献さがしを行う。
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Causes of Carryover |
コロナ禍により、一切の調査出張が不可能となった。その分の予算を文献の収集と、既に収集済みの画像をプリントするための設備に使用した。
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Research Products
(2 results)