2022 Fiscal Year Annual Research Report
A comparative study on technology for elderly care between Japan and Germany
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20K02256
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
山口 宰 大阪大学, 大学院人間科学研究科, 特任准教授 (10756901)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山井 弥生 (斉藤弥生) 大阪大学, 大学院人間科学研究科, 教授 (40263347)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 介護 / テクノロジー / 生産性 / ロボット / IC化化 / 認知症ケア |
Outline of Annual Research Achievements |
①2021年度に実施した、地域密着型通所介護(デイサービス)の利用者を対象とし、コミュニケーションロボット「PALRO」による介入が、認知症高齢者および介護スタッフに与える影響に関する実証実験の結果を、2022年10月22-26日に開催された、ISG's 13th World Conference of Gerontechnologyにおいて、"Can a communication robot contribute to the good relationship between the elderly with dementia and the staff?"として発表した。 ②海外における介護分野のテクノロジー活用に関する調査を実施した。特に、スウェーデンにおいては、認知症ケア現場におけるデジタルサイネージやタブレットの活用や、マネジメントにおけるシフト管理やケアプラン管理、また施設運営におけるオンラインシステムやスマートロック等の活用等の実態を詳細に調査することができた。これらの結果は、各種招待講演、インターネット媒体等を通じて情報発信を行った。 ③特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、認知症高齢者グループホーム、訪問介護、通所介護等の事業者と、介護現場におけるテクノロジーの活用に関する検討会を実施し、今後の可能性について、各種招待講演、インターネット媒体等を通じて情報発信を行った。 ④研究期間全体を通じて得られた介護分野におけるテクノロジーの活用に関する知見をもとに、介護現場の生産性向上やケアの質の向上に資する情報を、各種媒体を通じて発信した。
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Research Products
(14 results)