2021 Fiscal Year Research-status Report
Effects of the attention bias modification for food
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20K03442
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
川人 潤子 香川大学, 医学部, 准教授 (70636092)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡久 玲子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (80515619)
黒滝 直弘 長崎大学, 原爆後障害医療研究所, 客員教授 (20423634)
吉田 弘司 比治山大学, 現代文化学部, 教授 (00243527)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 肥満 / 注意バイアス / 食物 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,肥満の者の特定情報への優先的注意を含む認知の偏りである注意バイアスに注目し,注意バイアス修正訓練という肥満への新しい予防・介入法の効果を検証する。令和3年度は,大学生ならびに成人に加え,小児を対象として,食物への注意バイアスを実験的に測定し,肥満と注意バイアスの関連を明らかにすることを目的としていた。しかし,新型コロナウイルス感染症の流行により,対面での実験が困難な状況,かつ研究代表者の妊娠・出産により実験開始が遅延した。研究代表者が産休・育休中のため,2022年1月24日~2023年3月31日まで研究を中断しているが,中断前に実験に必要な環境(実験プログラムならびに注意測定機器の整備・実験フィールドの確保)は整えられた。研究代表者の産休・育休後明けの研究再開後に実験を終え,データを踏まえた上で,注意バイアス修正訓練の案を構築・効果検証する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の流行により,対面による実験が困難な期間が続き,それに加えて研究代表者の妊娠・出産により実験開始が遅延したため。
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Strategy for Future Research Activity |
研究代表者の産休・育休終了後に,感染症対策を行いながら実験を進める。そして,小児から成人にかけて日本人の肥満と注意バイアスの関連について明らかにする。
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Causes of Carryover |
研究代表者の産休・育休により,2022年1月24日~2023年3月31日まで研究を中断することになり,実験実施にかかる次年度使用額が生じた。
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Research Products
(2 results)