2022 Fiscal Year Annual Research Report
Establishment of aminoacid transporter directed prostate cancer therapy based on the liquid biopsy
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20K09555
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| Research Institution | Chiba University |
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Principal Investigator |
坂本 信一 千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (70422235)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西尾 和人 近畿大学, 医学部, 教授 (10208134)
金田 篤志 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (10313024)
今村 有佑 千葉大学, 医学部附属病院, 講師 (10568629)
デベラスコ マルコ 近畿大学, 医学部, 講師 (20449838) [Withdrawn]
坂井 和子 近畿大学, 医学部, 講師 (20580559)
川上 英良 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (30725338)
落谷 孝広 東京医科大学, 医学部, 教授 (60192530)
安西 尚彦 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (70276054)
植村 天受 近畿大学, 医学部, 教授 (90213397) [Withdrawn]
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| Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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| Keywords | L型アミノ酸トランスポーター / LAT1 / LAT3 / 4F2hc / 前立腺癌 / ARV7 / cfDNA / Exosome |
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| Outline of Annual Research Achievements |
１．LAT1/4f2hcの化学療法抵抗性前立腺癌細胞株（PC-3細胞株 ドセタキセル、カバジタキセル抵抗性株）における発現亢進、LAT1阻害剤JPH203における抗腫瘍効果を皮下移植マウスモデルにおいて報告した。２．前立腺全摘症例における前立腺癌における、腫瘍体積と部位（外腺、背側）と予後との証明を行った。３．AIを用いた転移性前立腺癌における網羅的な因子解析を実行、経時的な血清因子が与える予後への影響を報告した。 ４．Liquid Biopsyとして近年注目されるExosome中にLAT1がWestern Blottingにて同定可能であることを報告した。研究期間全体としては、１．cfDNAのAR増幅と予後との関連の証明、２．血清テストステロン値と化学療法への奏効率との関係の証明、３．アンドロゲン感受性前立腺癌におけるLAT3の癌細胞増殖における寄与について、４．ホルモン感受性前立腺癌でLAT3の発現が亢進し、ESPL-1を介して腫瘍増殖に寄与することを見出した。LAT3は、ARにより制御され、去勢環境下では、発現が低下し、テストステロン存在下では、発現が亢進した。前立腺全摘症例において、LAT3高発現の症例は、予後不良であり、独立した予後予測因子であった。包括的な内容としては、前立腺癌のけるアミノ酸トランスポーターに関して、ARにより活性化するLAT3,そして、AR阻害により活性化するLAT1が存在しており、去勢抵抗性と感受性で全く異なるメカニズムが存在し、アミノ酸を細胞内に取り込むことを見出した。また、LAT1は、Exosome中で同定可能であることから、今後、去勢抵抗性、治療奏功の血液マーカーとしての可能性が示唆された。JPH203は、第二相試験が胆道癌で終了しており、現在、前立腺癌の実臨床試の準備を進めている。
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Research Products
(21 results)
