2024 Fiscal Year Annual Research Report
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20K09677
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| Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
小貫 麻美子 昭和大学, 医学部, 准教授 (20573744)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松本 光司 昭和大学, 医学部, 教授 (30302714)
柊元 巌 国立感染症研究所, 病原体ゲノム解析研究センター, 室長 (70291127)
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| Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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| Keywords | HPVワクチン / 子宮頸がん / 子宮頸部上皮内腫瘍 |
| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は1) ブレイクスルー症例を対象に初交年齢・子宮頸癌ワクチン (ワクチン)接種年齢を聴取することで接種時に既感染が疑われる患者の割合を推定する2) 真のブレイクスルー症例ではHPVゲノム解析/中和抗体活性測定を行い,現行のワクチンでは予防できない変異ウイルスを探索することである.本研究は日本国内の24医療機関で診断された40歳未満の子宮頸部病変症例をワクチン接種歴やHPV型判定と共に集積する「思春期女性へのHPVワクチン公費助成開始後における子宮頸がんのHPV16/18陽性割合の推移に関する疫学研究」からデータを得た。2024年度でワクチン接種後にワクチンタイプであるHPV16/18陽性子宮頸癌1名、高度前癌病変(CIN2/3, AIS)8名、軽度前癌病変(CIN1)3名登録された。対象患者に対するアンケート調査よりワクチン接種年齢は子宮頸癌患者では29歳、CIN2/3, AIS患者では中央値22(15-35)歳、CIN1では19(14-24)歳と多くが定期接種以降の接種であり、初交年齢が判明した8/12症例全てが初交後の接種であった。 全期間を通して真のブレイクスルー症例を見出せなかったが、ワクチン接種後かつHPV16/18陽性の子宮頸部病変患者を対象に接種年齢、初交年齢など詳細に解析することにより、ワクチンの恩恵を最大に受けるためには接種時期が重要であることを日本人女性のデータとして学会発表や論文により公表できたと考えている。また本年度よりワクチン接種者の血清を収集し、HPV型別(HPV16,18,52,58)の抗体測定も開始した。抗体価やその持続期間について、ワクチンの種類や臨床情報とともに解析を開始した。その解析結果とともに、今後も若年女性の子宮頸部病変症例を集積・解析することにより我が国の子宮頸がんを撲滅すべく情報提供を発信してゆきたい。
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[Presentation] Declining prevalence of human papillomavirus co-infections among young Japanese women with cervical cancer and its precursors2024
Author(s)
Yoshiizumi E, Onuki M, Kukimoto I, Takahashi F, Iwata T, Yamaguti S, Kanao H, Ariyoshi K, Yahata H, Yoshikawa H, Yaegashi N, Matsumoto K for MINT Study Group.
Organizer
Asia-Oceania Research Organization in Genital Infection and Neoplasia 2024
Int'l Joint Research
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