2024 Fiscal Year Annual Research Report
在宅移行期における高齢進行がん患者の納得を支援する看護ケアモデルの構築
| Project/Area Number |
20K10785
|
| Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
今井 芳枝 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (10423419)
|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
雄西 智恵美 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 教授 (00134354) [Withdrawn]
板東 孝枝 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 准教授 (00437633)
高橋 亜希 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (70799874)
上田 伊佐子 徳島文理大学, 保健福祉学部, 教授 (90735515)
井上 勇太 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (90845372)
森 裕香 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (50977725)
|
| Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
|
| Keywords | 在宅移行期 / 納得 / 高齢がん患者 |
| Outline of Annual Research Achievements |
高齢多死社会に向けたシームレスな療養の拡充に視座においた, 在宅導入時期における高齢進行がん患者の納得を支援する看護ケアモデルの構築をすることを目的とし、俯瞰的に捉えた看護ケアモデルを構築するため,基礎データを基に,病院側と在宅側において,在宅移 行期の高齢がん患者の納得の要素を質的研究で調査予定であった。しかしコロナ禍の影響より病院側の質的調査は断念し、文献検討を代替えとして行い、終末期高齢がん患者の在宅移行期において納得したものにするには,終末期高齢がん患者の身体状況を見越した在宅移行時期の検討の必要性や,どこまで,マネジメントできるのかという家族の持つ自己効力感など含めて身体マネジメントができるように調整力を発揮することが納得に向けて重要である必要性が示唆された。在宅側の質的研究ではがん治療後に在宅移行した高齢がん患者が、納得して療養生活に身を置くために重要なこととして、5【カテゴリー】 と12コードが抽出された。がん治療後に在宅移行した高齢がん患者は、【自分の病気が今後どうなるのか先行きが予測できる】や、在宅に移行した後 【癌の罹患に関わらず、自分の意思で自由に動ける】こと、【今までのように自分がしていたことを継続できる】ことが納得する上で重要であることを語っていた。また、【癌の罹患に関わらず、自分の意思で自由に動ける】ことで、がんに罹患する前の生活に戻れ、生活に張り合いが出るため【自分の生活の中に今まで通りの近所の方や友達がいる】ことが納得に大きく影響することを語っていた。最後に、綺麗ごとを言われても現実的ではない生活はできないと【がんの治療を続けながら生活の便利さを維持できる】ことが納得の上で重要であることを語っていた。双方の研究内容を踏まえて看護ケアモデルを構築し、今後は結果の発表と論文執筆の予定である。
|