2022 Fiscal Year Research-status Report
ベトナム人女子留学生の留学による月経関連症状の推移に関する縦断研究
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20K10830
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
松浦 幸恵 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (80836156)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安井 敏之 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (40230205)
チャン ホアン・ナム 徳島大学, 高等教育研究センター, 講師 (30800594)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 月経随伴症状 / 女子大学生 / 留学生 / ベトナム人 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、日本人女子大学生の月経随伴症状に関する縦断研究を継続して行ったが、Web調査のためか脱落率が多かった。現在、データの分析を行っている。また、国内の留学生を対象とした月経随伴症状に関する質問紙調査に関しては、協力大学を選定するにあたり、コロナ禍での移動制限や留学生が学校に来ることも少ないことから多くの大学での調査は困難であると考え、留学生を比較的多く受け入れている県内の2大学を対象とすることにした。留学生に対し紙面の質問紙を配布し紙面またはWebでの回答を依頼したが、様々な制限もあり配布数も予定していた数より少なくなり、さらに回収数も少ない結果となった。現在、データの分析を行っている。 2022年末にはベトナム出張が可能となり、ベトナムの大学、医療機関、保健省の関係者などと面談を行い、ベトナムにおける月経随伴症状への関心や調査の現状などの聞き取りを行った。ベトナムでは月経教育や月経随伴症状に対する支援も不十分で、これらに関する研究実績もなかった。そのような中、1つの大学で、女子大学生を対象とした調査の実現可能性が出てきた。そこで、調査のための研究計画書を作成し徳島大学病院生命科学・医学系研究倫理審査委員会の承認を得て、現在はベトナム側の承認を待っている状況である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍のためベトナム人だけではなく全留学生を対象とした質問紙調査に計画を変更していたが、その調査フィールドの選定に時間を要した。そのような中、ベトナムへの出張が可能となり、当初予定していたベトナムでのヒアリングが実施でき、現地での女子大学生を対象とした調査の実現が可能となったため、再度計画を見直したため遅れていると判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度に実施した留学生を対象とした質問紙調査、日本人女子大学生の縦断研究による質問紙調査のデータを分析し発表する。また、ベトナムの女子大学生を対象とした質問紙調査を計画中で、調査を通しベトナム人女子大学生の月経随伴症状の特徴を明らかにする。これらの調査を踏まえ、ベトナム人留学生に対して来日時における必要な保健指導などについて考察していく。
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Causes of Carryover |
コロナ禍のため、国内外への出張の制限もあり県外の学会への参加などができず、質問紙調査もWebによるものとなり物品費等の出費が減ったため、次年度使用額が生じた。次年度は、Web調査など調査に関わる費用、ベトナムへの出張費、学会参加などに関わる費用、研究論文投稿に関わる費用等で使用する予定である。
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Research Products
(1 results)