2022 Fiscal Year Research-status Report
Cross Cultural Interaction in Meiji Period Japan: with Special Focus on the Reception of Japanese Literature in France
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20K12931
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
常田 槙子 早稲田大学, 文学学術院, その他(招聘研究員) (20801781)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | モトヨシ・サイゾウ / 石川剛 / アンドレ・ボジャール / 五姓田義松 / 翻訳 / 文化交流 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年10月から2023年3月まで出産・育児のため研究を一時中断しており、当該年度において研究成果として掲載できるものはない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2020年度はコロナ禍において担当する授業が全てオンラインになったため、授業準備に予想以上に時間がかかり、研究時間が十分に確保できなかった。また、出産・育児に伴い、研究活動を一時中断していたため、その遅れはいまだ取り戻せていない。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究は、モトヨシ・サイゾウ、石川剛、アンドレ・ボジャール、五姓田義松の4名を中心に、その活動を調査し、明治期における日本とフランスの文化交流の実相を明らかにしようとするものである。 2023年4月から同年12月までは、モトヨシ・サイゾウについて取り上げる。すでにフランス国立電子図書館にて収集している資料を中心に分析を行い、その足跡について成果を論文にまとめる予定である。2024年1月から同年10月までは、石川剛の研究に取り組み、その成果をまとめたい。2024年11月からはアンドレ・ボジャールについて、2025年4月からは五姓田義松についてそれぞれ取り組む予定である。なお、上記4名に加え、必要に応じて関係する人物にも目配りすることとする。また、足跡を辿るだけでなく、それぞれが翻訳したテクストを用い、翻訳作品の「読み」も併せて検討する計画である。2024年の夏には翻訳に関する理解を深めるべく、ワークショップを開催する予定である。
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Causes of Carryover |
2020年10月から2023年3月まで、出産・育児のため研究を一時中断しており、次年度使用額が生じた。パソコンや書籍の購入のほか、資料調査のための海外渡航費に使用する予定である。
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