2020 Fiscal Year Research-status Report
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20K13050
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
蛭沼 芽衣 九州大学, 人文科学研究院, 助教 (20807177)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 訓点資料 / データベース |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、訓点資料本文データベースを作成するためのシステムおよび、検索システムを構築していくことである。本年度は、入力システムの見直しと、検索システムを作成するための検討を行った。
データベースの作成にはMicrosoft Excelのマクロを使用している。多くのパソコンで利用でき、また、csv形式で保存することで、他のプログラミング言語のデータとしても使用することができるからである。しかし、Excelマクロ機能は、MacなどのOSによって利用できない。そこで本年度はプログラムの勉強をすすめつつ、使用するプログラミング言語の見直しを行った。結果、入力にはpythonを、検索にはhtmlやphpなどの利用を検討している。ただし、これまで作ってきたExcelマクロのプログラムの量に比して、pythonについての知識が不十分であるため、Excelを主に使用しつつ、徐々に移行していく。 また、研究利用の方法を考慮しつつ、入力項目についての見直しも行った。これまで、一つの漢字に複数のヲコト点があった場合、それぞれに掲出していたが、これを一元化する方法を検討。また、データ項目を追加した。これに伴い、UIも一部変更していった。 入力内容が増えれば、それだけ入力の手間になりかねない、かつ、入力者によって入力基準にばらつきがでてきてしまう。この点も極力手間を減らせるよう、新たなプログラムを試行中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナ感染症などの影響もあり、研究協力者を募ることが思うようにできず、当初の予定であった、データ入力を進めることができなかった。そこで、今年度はプログラミングを中心に行った。
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Strategy for Future Research Activity |
研究協力者を募り、実際に九州大学文学部所蔵の訓点資料をデータベース化してもらう。また、それをテストデータとして、検索機能や、研究利用の方法について考察していく。
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Causes of Carryover |
既述の理由で研究協力者への謝金が執行できなかった。また、新型コロナウイルス感染症の影響などで、調査などの出張も行えていない。 次年度は研究協力者を募り、データ入力をしてもらう予定なので、その謝金として使用する。
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