2023 Fiscal Year Research-status Report
近代学問と投資の関係:林学者本多静六の投資活動とそのグローバルな連関を中心に
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20K13173
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Research Institution | Toyo University |
Principal Investigator |
内田 力 東洋大学, 国際共生社会研究センター, 客員研究員 (00865165)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 森林学 / 国際日本学 / 資本主義 / ESG投資 / 生物多様性 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度は当初の研究課題からスピンオフしたトピックが大きく進展したことに伴い、本年度は研究課題の現代的意義を中心に調査を進めることにしていた。とくに環境学(森林学・水産学)の文脈で研究を進めていた。 ところが、今年度途中に研究責任者が民間企業に就職したため、研究活動をスローダウンすることとなった。その一方で、現代企業のESGの取組みに接したことで、本科研の現代的意義がよりいっそう明らかとなった。具体的にはサステナブルファイナンスやインパクト投資といった近年ビジネス分野で実践的な取組みが打ち出されているテーマとの関係性である。 本年度は、思いがけない転職によって近代日本に関する歴史調査は制限を受けたものの、最終年度に向けて多数の企画が始動した一年となった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本年度は研究責任者が民間企業に就職したため、研究活動をスローダウンすることとなった。他方で、現代企業のESGの取組みを間近で観察したことで本研究課題に対する意義付けはこれまでにないほど深まり、これに伴い、アウトプットのために時間を要することになった。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度が最終年度になる。現在、取りまとめている文章を順次年度内に発表できるようにしたい。
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Causes of Carryover |
研究代表者の多忙のために、想定していた出張を実施できなかったため。2024年度に代替の出張を実施予定。
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